運用の流れ

Webコンソールを使って、一般社員から経営者まで同じ判断基準で、現状の問題点などを簡単に把握できます。Webコンソールで各種アラーム、レポートなどの情報を精査し、原因の追究、問題行動の是正に大きく貢献します。

Webコンソールの運用イメージ

利用シーン

現状把握
  • カレンダー上に、その日に発生したアラームと何台のPCで発生したかが表示されるため、問題の発生状況を視覚的に把握できます。

  • 問題操作や業務実態のレポートから、社内(ネットワーク上)でどのような問題が発生しているかを把握できます。

分析
  • Webコンソールのレポート機能は、アラームをグラフ化、Excel化します。CSVに出力することもできるため、問題点の分析素材として他のアプリケーションへインポートして有効活用できます。

  • コンプライアンス対策、セキュリティモラルの向上など、経営者やマネージャーのリスク管理における判断材料として活用できます。

問題発見
Catコンソールで設定したポリシーに違反した操作だけが、Webコンソールに表示されるため、問題点のチェック工数を削減できます。
対策
レポートにより統一した情報共有ができ、対策の立案や判断を迅速にサポートするため、即効性のある是正対策を実現できます。定期的に現状把握することにより、継続的に是正効果を把握できます。また、追加対策の検討など、さまざまな手法に応用できます。
  1. アラームをチェックして問題点を把握します。

    各種アラームから、問題操作や業務実態の現状を把握できます。

    問題操作の把握

    クライアントが問題操作を行っていないかアラームをチェックします。

    業務実態の把握

    社員の残業時間、業務内容、資産移動などのアラームをチェックします。

    ポイント

    Webコンソールを活用するためには、事前にCatコンソールでポリシーを設定し、どんな操作を違反(アラーム)とするかを決めておく必要があります。

    「クライアント週報」画面
  2. レポートを作成し、経営層やコンプライアンス部門へ報告します。

    社内の運用ルールがある場合、必要に応じて担当部門などへ情報展開します。

    Excelファイルにエクスポートすることで、各グループや関連会社などに合わせた報告書を作成できます。

    「レポート」画面(クライアント稼働)
  3. 是正対策を実施します。

    情報漏えいなどのセキュリティ問題が発生した場合、ログ検索画面で問題操作を追跡できます。

    問題操作の前後のログから情報漏えいに関わった人物や経路が特定できるため、ログを情報流出の証拠にできます。具体的な問題点を把握し、再発防止策を検討します。

    「クライアントログ検索」画面
  4. 是正効果を確認します。

    Webコンソールのアラームカレンダーをチェックし、問題が改善されてアラームが減少していることを確認します。

    「クライアント週報」画面

    手順14を繰り返し実施し、問題操作のアラームが少なくなることを目標にします。